安倍政権は、なぜ続くのか
安倍総理大臣の在任期間は、11月20日で第1次政権から通算2887日に達し、憲政史上最長となる。
支持する人、しない人、様々な立場はあると思うが、なぜ長期政権になったか、世論調査を分析すると見えてくるものがないだろうか。
今回、過去のデータを改めてひもといてみた。
(政木みき)3度のピンチも・・・
安倍総理大臣の在任期間は2019年11月20日で、憲政史上、最長となる。
今回、分析に利用するのはNHKが毎月蓄積してきた世論調査の結果だ。グラフは2012年12月に発足した第2次安倍政権以降の約7年にわたる支持率(2013年1月~2019年11月)である。
(注:現在の電話調査は18歳以上、固定電話と携帯電話を対象に行うRDD方式で行っているが、これまで2度、調査方法を変更している。変更の前後では単純な数字の比較はできないが、過去との大まかな傾向を比較する)
支持率は発足直後に最高66%を記録するが、2015年安保法制の議論のとき、森友・加計問題で急落した2017年、2018年と大きくみて3度の局面で30%台に落ち込み、「不支持」のほうが多くなる事態に陥った。ただ、支持率が下落するたび盛り返し、2017年7月に記録した最低支持率35%を下回ることはなく、2019年4月以降はおおむね50%近くを維持している。
第1次安倍政権の後、毎年のように変わった自民・民主の歴代政権末期の支持率が20%前後と低かったのと比べると、安定して30%を超える固定支持層が存在していることがみてとれる。
似てる?似てない?小泉と安倍
なぜ長い間にわたり政権を維持できたのか。平成時代のもう1つの長期政権、アイキャッチ画像を設定小泉政権の支持率の特徴と比べながら検証を進めたい。回復のカギは「外交」と「選挙」
発足時の支持率が驚異の80%超、国民的人気を誇った小泉政権も、5年5か月の間には安倍政権同様、浮き沈みを繰り返してきた。
2つの政権には共通点がある。落ちた支持率が上昇に反転するときに、目立った外交の動きや選挙があったことだ。
まず外交でみると、小泉政権では「日朝首脳会談」が行われた後、2002年11月をピークに大きく上昇している。
他方、安倍政権では、2017年2月の58%の山に向かって支持率が上がっている。直近の2016年末から2017年はじめにかけて、日ロ首脳会談、オバマ大統領との真珠湾の慰霊訪問、トランプ大統領との初の日米首脳会談などといった外交イベントが重なり、有権者の期待感が高まったことも考えられる。
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安倍総理、安倍政権の力があるというだけではなく
野党にも問題があると思います。
また、インターネットの普及によって
国民自らが、いろいろな情報を知ることができる。
野党の昔ながらのやり方では
通用しなくなったのではないでしょうか。
それが、いわゆる「ブーメラン」だと思います。
過去の発言や行動が
昔は隠したり忘れ去られることもできたかもしれませんが
今では、簡単に掘り返されてしまいます。
野党が真っ当な戦いを挑まない限り
自民党の支持率を若干低下させることはできても
自分の党の支持率を上げることはできない。
「桜を見る会」をどんなに追及しても
倒閣できるほどの内容ではない。
むしろ、追求だけが長くなればなるほど
野党には不利になり
結局それが自分たちに返るので
今回もモリカケ問題と同じような末路ではないかと。
もっと日本のための政策で論争してもらいたい。
皆の反応
本気で自民を降ろすのなら旧民主党系列や共産党以外の顔が違う党が必要だろう。
その受け皿として山本太郎や維新が上がってきたのだろうけど残念ながら民主党並のポンコツだとばれてしまっている。
そんな状態なら変える意味がない。
野党はただでさえ人材不足であるのに、分散化して小粒になっているから負のスパイラルから抜け出せない。
全責任は野党にある。
反アベの人たちは認知バイアスが酷すぎて、なぜアベ一強なのか全く理解できておらず、結局は伝家の宝刀「陰謀論」に逃げて思考停止している。
だから倒閣のための戦略を完全に見誤っている。
しばらくアベ政権は安泰だわと確信。このままだと4選を望む声も高まりそう。
とてもじゃないけど安倍政権が素晴らしい政権だとは思えない。
コメント
今の野党では、束になっても与党を倒すことはできない。野党は政局ばかり見据えて、今の世界の動きを見ていない。国会質問で自民党政権を追い詰めているように見えるが、質問内容が、安倍第二次政権誕生時の事ばかり質問をしているが、政権誕生時は、前政権の政策を実行しているだけで、安倍第二次政権は、民主党政権で法制化した事を進めているだけだ。野党の質問内容を聞いていると、安倍第二次政権誕生時の事ばかり質問している。しかし、これは民主党政権の間違って法制化した事を実行しているだけだ。政局ばかり見据えていると、いくらやり込めているように見えているだけで、最後は自分に跳ね返る事を知らなければ、自民、公明政権を倒す事は永久に無理だろう。